巻き肩の原因と鍼治療

こんにちは❕アズローネ鍼灸・美容鍼灸・整体院のドバ(土橋)です❕

今回は巻き肩についてお話しします。

原因

①姿勢の悪さ

一番の原因として考えられるのは「姿勢の悪さ」です。
背中が丸くなると頭が前の方にスライドします。
成人での頭の重さは、体重の約10%と言われています。
また、首の角度が15度傾くと負荷は約2倍、30度傾くと負荷は約3倍にもなります。
頭の重さに引っ張られ、身体のバランスをとるために肩甲骨が前に移動します。

②デスクワークやスマートフォンの操作

肩が丸まった姿勢でスマートフォンやパソコンを長時間使用していませんか?
巻き肩は、肋骨と肩甲骨をつないでいる小胸筋が縮み、全体的に前へ引っ張られています。
パソコン作業やスマホ操作をしているとき、無意識に背中を丸めていませんか?
この姿勢が、胸の筋肉の縮まりをカバーしようと肩や肩甲骨あたりの筋肉が伸びた状態です。

③筋力の低下

正しい姿勢をキープするための筋力少ないと、背中が丸まり、巻き肩の原因になります。
「胸にある筋肉」と「背中の筋肉」が最も大切です。
大小様々な筋肉で構成されている「背中側の筋肉」が少しずつ伸びます。
背中の筋肉が伸ばされてしまうと、肩甲骨を寄せたり、胸を張る動きが弱くなってしまいます。反対に、胸にある筋肉は全く伸ばされずその状態で固まってしまいます。
このバランスの崩れによって、肩甲骨が前に引っ張られ、普通にしていても肩がすくんだ状態になってしまうのです。

鍼治療

①肩貞

肩貞のツボは解剖学的に見たとき、三角筋や小円筋、大円筋、棘下筋、上腕三頭筋などのたくさんの筋肉が集まっている場所にあります。

そのため肩貞をしげきすることで巻き肩の改善の効果が期待できるのです。

 肩貞は、手を上に上げる動きの改善にも効果的です。背中のこりや張りがある場合にお勧めです。

②胞肓

胞肓は、上後腸骨棘の斜め下のあたりにあるツボで、胞肓のある周辺が硬くなると骨盤が後ろに傾き、猫背や巻き肩になりやすいとされています。

 そのため、胞肓を刺激し、柔らかくすることで巻き肩の改善や予防に期待ができるのです。他にも胞肓は、排尿障害や腰痛、婦人科系の問題にも効果的です。

③手三里

手三里は肘に近い場所にあるツボです。手三里の周辺の筋肉が硬くなると、肘の関節が回内にまわることになり、巻き肩になりやすくなってしまいます。

 そのため、手三里を刺激して硬くならないようにすることで巻き肩の予防や改善につながります。

 手三里は他にも肩こりや首こりにも効果的です。

さいごに

いかがでしたか?

巻き肩について今回はお話ししました❕

日常生活などを気を付けてお身体の不調をなくしていきましょう‼︎

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この記事を書いた人

水上謙