こんにちは❕アズローネ鍼灸・美容鍼灸・整体院のドバ(土橋)です❕
今回はほうれい線についてお話しします。
原因
①頬のたるみ
ほうれい線は、子どもから大人まで誰にでもあるものですが、子どものほうれい線がほとんど気にならないのに対し、年齢を重ねると目立ち始め、老けて見える要因になります。
子どもの肌と大人の肌を比べたときに、まず気づくのはハリの違いです。外からは分かりにくいですが、実は、頬を支える筋力も年齢と共に衰えてきます。ハリ感がなくなり、筋力が衰えると、頬はたるみ、ほうれい線の方向へ垂れ下がります。結果的にほうれい線部分にたるみが寄った状態になり、シワが深くなるというメカニズムなのです。
②肌の乾燥
人の表情を動かしているのは「表情筋」と総称される筋肉です。筋肉が収縮することによって、目や鼻、口は動き、複雑な表情を作り出します。
筋肉は皮膚によって覆われているため、当然、筋肉と皮膚の動きは連動します。このとき、潤いのある柔軟な肌と、カサカサに乾いた肌とでは、どちらが無理なくスムーズに表情を動かせるでしょうか。潤いのある柔軟な肌をジェル状のシートだとします。曲げたり縮めたり引っ張ったりしても、跡はほとんど残りません。一方で乾燥した肌が紙だとすると、曲げた部分にはくっきりと跡が残り、消すのは困難です。
このように、肌が乾燥していると表情の動きによって収縮した状態がシワとなって刻まれやすくなり、ほうれい線が目立つようになります。
③マスクによる影響
普段、笑ったり、会話したりすることで表情筋は動き、自然に鍛えられています。しかし、マスクで口元が隠れることにより、口周りを意識しなくなると、表情筋を動かす機会が減少し、筋肉が衰えて肌がたるみやすくなります。また、マスクの刺激で肌が乾燥することも、ほうれい線の原因になると考えられます。
④メイクによる肌への負担
「ほうれい線を隠したくて、ついついファンデーションを厚く塗ってしまう」という人もいるかもしれません。しかし、平らな肌と違い、ほうれい線は溝になっています。均等にファンデーションを塗ることが難しく、ムラになってしまいがち。かえってほうれい線を目立たせてしまう可能性もあるのです。
また、メイクの落とし方にも注意が必要です。クレンジング力が強すぎる洗顔料を使ったり、ゴシゴシとこすりすぎたりすると、必要な皮脂まで奪うことになり、肌の乾燥を進める要因になります。
⑤生活習慣の乱れ
不規則な食生活や過度なダイエット、睡眠不足などの生活習慣の乱れは肌に悪影響を及ぼし、ほうれい線が目立つ原因となってしまいます。ついつい甘いものや揚げ物ばかり食べてしまったり、理想の体型をつくるために無理なダイエットをしたりしがちですが、ほうれい線を改善するには規則正しい生活を心がけることが大切です。
美容鍼がほうれい線になぜ効くのか
1.自律神経を調整する
自律神経の乱れは、内蔵の調子を悪くしたりホルモンバランスの乱れにつながります。そして、その結果として肌荒れやたるみなどお肌に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
美容鍼は、自律神経の乱れや内蔵の調子を整え、ホルモンバランスを正常に保つ作用があるとされています。ほうれい線の改善や予防に効果的なことはもちろん、体全体の調子を整えることにも役立つでしょう。
2.血行やリンパの流れを促進する
美容鍼は、血行やリンパの流れを促進する効果も期待できます。老廃物がたまったり筋肉が凝ったりすることで、ほうれい線が目立つことがあります。美容鍼は血行やリンパの流れを促進したり筋肉を緩めるとされているため、むくみの解消につながります。
また、血行が促進されると、肌に酸素や栄養素がしっかりと行き渡るため、肌の活性化も期待できるでしょう。肌の活性化は若々しくいきいきとした見た目へと導き、ほうれい線も目立ちにくい状態になります。
3.コラーゲンを生成する
肌の弾力やハリにはコラーゲンやエラスチンが欠かせません。
なお、コラーゲンは、皮膚や血管などを構成するたんぱく質で、全身のたんぱく質の30%を占めていると言われています(※)。また、エラスチンはコラーゲンを束ね肌の弾力やハリを保っているたんぱく質の一種です(※)。
肌は表皮と真皮、皮下組織から成り、さらにが皮下組織がありますが、美容鍼は真皮にあるコラーゲンやエラスチンに働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進させる効果があるとされています。
美容鍼によって肌に弾力やハリが生まれることで、ほうれい線の予防や改善にもつながるのです。
さいごに
いかがでしたか?
ほうれい線について今回はお話ししました❕
日常生活などを気を付けてお身体の不調をなくしていきましょう‼︎