こんにちは❕アズローネ鍼灸・美容鍼灸・整体院のドバ(土橋)です❕
今回は膝お痛みについてお話しします。

「階段を下りるときに膝が痛い」
「立ち上がると膝の内側がつらい」
「歩き始めに膝がこわばる」
「膝が痛くて運動を控えるようになった」
このようなお悩みはありませんか?
膝の痛みは、年齢を重ねた方だけでなく、スポーツをしている方や長時間の立ち仕事をしている方など、さまざまな方にみられます。
結論からお伝えすると、膝の痛みを改善したい場合には、まず痛みの原因を確認し、症状に合わせて運動や生活習慣の見直し、必要な医療を組み合わせることが大切です。
膝が痛いからといって、すべてが変形性膝関節症とは限りません。また、膝の軟骨がすり減っていると言われた場合でも、画像上の変化と痛みの強さが必ずしも一致するわけではありません。
そのため、膝痛の対処法では、画像の状態だけでなく、痛みの場所、発症のきっかけ、腫れの有無、歩行や階段での症状などを総合的に確認することが重要です。
鍼灸は、膝の痛みに対する補助的なケアの選択肢の一つとして研究されていますが、すべての膝痛に効果があるわけではありません。
この記事では、膝の痛みの原因、医学的な仕組み、よくある誤解、日常でできる対処法、鍼灸でできるケアについて、鍼灸師の視点からわかりやすく解説します。
膝の痛みはなぜ起こる?まずは膝関節の仕組みを知ろう
膝は骨・軟骨・半月板・靭帯・筋肉が協力して動く
膝関節は、主に大腿骨、脛骨、膝蓋骨で構成されています。
大腿骨は太ももの骨、脛骨はすねの骨、膝蓋骨はいわゆる膝のお皿です。
膝関節には、骨の表面を覆う関節軟骨、衝撃を分散する半月板、関節を安定させる靭帯、膝を動かす筋肉などがあります。
関節軟骨は、骨同士が滑らかに動くことを助ける組織です。
半月板は、大腿骨と脛骨の間にある線維軟骨で、荷重を分散したり、関節の安定性を補助したりする役割があります。
また、太ももの前にある大腿四頭筋は膝を伸ばす働きがあり、歩行や階段、立ち上がりなどの日常動作に関係しています。
膝の痛みは、これらの組織や周囲の神経系など、さまざまな要素が関係して起こります。
膝の痛みの原因
① 変形性膝関節症
軟骨だけでなく関節全体に変化が生じる
変形性膝関節症は、膝の関節軟骨や軟骨下骨、滑膜など、関節全体に変化が生じる病気です。
軟骨下骨とは、関節軟骨の下にある骨のことです。
滑膜とは、関節の内側を覆い、関節液を作る働きなどを持つ組織です。
変形性膝関節症では、軟骨の変化だけでなく、骨の変化や滑膜の炎症なども痛みに関係する場合があります。
代表的な症状には、
・歩き始めの膝の痛み
・階段の上り下りでの痛み
・立ち上がるときの痛み
・膝のこわばり
・膝の腫れ
・膝を曲げ伸ばししにくい
などがあります。
ただし、画像で変形がみられても痛みが少ない方もいれば、画像上の変化が軽くても強い痛みを感じる方もいます。
そのため、膝痛の原因を画像だけで判断せず、症状や身体機能も確認することが大切です。
② 半月板損傷
半月板は、膝関節の内側と外側にある線維軟骨です。
スポーツ中のひねり動作や、加齢に伴う変性などによって損傷することがあります。
半月板損傷では、
「膝をひねってから痛い」
「膝の内側や外側が痛む」
「膝を曲げ伸ばしすると引っかかる感じがする」
などの症状がみられる場合があります。
ただし、半月板に画像上の変化があっても、必ずしもそれが痛みの原因とは限りません。
また、膝が完全に伸びない、強い引っかかりがある、外傷後に腫れが出た場合などは、整形外科での評価が必要です。
③ 靭帯損傷
膝関節には、前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯などがあります。
靭帯は、骨と骨をつなぎ、関節の安定性を保つ組織です。
スポーツ中の急な方向転換や転倒、膝への強い衝撃などによって損傷する場合があります。
例えば、
「膝をひねった瞬間に痛みが出た」
「膝がガクッと抜ける感じがする」
「けがのあと急に腫れてきた」
という場合には、靭帯損傷などが関係している可能性があります。
このような症状がある場合には、自己判断で運動を続けず、整形外科での診察を受けることが大切です。
④ 膝蓋大腿関節の問題
膝のお皿周辺に痛みが出ることがある
膝蓋大腿関節とは、膝蓋骨と大腿骨の間にある関節です。
膝を曲げ伸ばしするとき、膝蓋骨は大腿骨の上を滑るように動きます。
この周辺に痛みが生じる状態の一つに、膝蓋大腿痛があります。
例えば、
「階段を下りると膝の前が痛い」
「しゃがむと膝のお皿周辺が痛む」
「長時間座ったあとに膝がつらい」
といった症状がみられる場合があります。
膝蓋大腿痛には、運動量の変化、筋力、身体の動かし方など複数の要因が関係すると考えられています。
そのため、膝のお皿の位置だけを原因と決めつけず、症状や運動習慣を総合的に確認することが大切です。
⑤ 腱や滑液包の問題
膝の周囲には、膝蓋腱や大腿四頭筋腱などの腱があります。
腱とは、筋肉と骨をつなぐ組織です。
ジャンプやランニングなどの負荷が繰り返されることで、腱に痛みが生じる場合があります。
また、膝の周囲には滑液包と呼ばれる、組織同士の摩擦を減らす袋状の組織があります。
滑液包に炎症が生じると、膝の特定の場所に腫れや痛みが出ることがあります。
例えば、膝の内側下方にある鵞足部周辺の痛みや、膝の前面の腱の痛みなどです。
ただし、痛む場所だけで病名を確定することはできません。
⑥ 筋力や運動量の変化
膝の痛みには、筋力や運動量の変化が関係する場合があります。
例えば、
「最近ランニングを始めた」
「急に階段を使う機会が増えた」
「運動不足が続いていた」
という場合です。
膝を動かす際には、大腿四頭筋やハムストリングス、股関節周囲の筋肉などが協力して働きます。
筋力や筋持久力が低下している場合や、急に運動量を増やした場合には、身体が負荷に十分適応できず、痛みが出ることがあります。
そのため、膝痛の対処法としては、運動を完全にやめるのではなく、症状に合わせて運動量や強度を調整することが大切です。
⑦ 股関節や足首の動きとの関係
歩行や階段、しゃがむ動作では、膝だけでなく股関節や足首も動いています。
例えば、しゃがむときには、股関節の屈曲、膝の屈曲、足首の背屈などが組み合わさります。
背屈とは、足首を曲げてつま先をすねへ近づける動きです。
股関節や足首の動きが制限されている場合には、膝の動かし方や負荷のかかり方が変化することがあります。
ただし、
「股関節が硬いから膝が痛い」
「足首が硬いことが膝痛の原因」
と一つの要因だけで判断することはできません。
膝の痛みを改善したい場合には、必要に応じて股関節や足首の動きも確認することが大切です。
膝の痛みでよくある誤解
①「軟骨がすり減ったらもう治らない」
変形性膝関節症と診断されると、
「軟骨がすり減っているから、もう何をしても無駄なのでは?」
と不安になる方もいると思います。
しかし、画像上の軟骨や骨の変化と、痛みや日常生活での困りごとは必ずしも一致しません。
また、運動療法などによって痛みや身体機能の改善が期待できる場合があります。
そのため、軟骨の状態だけで将来を決めつける必要はありません。
ただし、運動や鍼灸によってすり減った軟骨が元通りに再生すると断定することはできません。
②「痛いときは絶対に動かさない方がいい」
膝が痛いときに、
「動かすと悪化しそうだから、なるべく歩かないようにしている」
という方もいます。
もちろん、外傷直後や強い腫れがある場合などには、運動を控えて医療機関での評価が必要です。
しかし、慢性的な膝の痛みでは、長期間まったく動かさないことで筋力や体力が低下する場合があります。
特に変形性膝関節症では、症状に合わせた運動療法が基本的な治療の一つです。
大切なのは、痛みを我慢して激しく運動することではなく、無理のない範囲で身体を動かすことです。
③「膝を強く揉めば改善する」
膝が痛いときに、膝の周囲を強く揉んだり押したりする方もいるでしょう。
しかし、強い刺激ほど効果が高いわけではありません。
膝の痛みには、関節内の変化、腱や靭帯、神経系など、さまざまな要因が関係します。
そのため、筋肉を揉むだけですべての膝痛が改善するわけではありません。
特に、膝が赤く腫れている場合や熱を持っている場合には、自己判断で強く刺激せず医療機関へ相談してください。
④「O脚を矯正すれば膝痛が治る」
変形性膝関節症では、膝の内側に負荷がかかりやすくなるなど、脚のアライメントが関係する場合があります。
アライメントとは、骨や関節の並び方のことです。
しかし、
「O脚だから必ず膝が痛くなる」
「骨盤を矯正すれば膝の変形が治る」
というわけではありません。
また、整体や鍼灸によって骨の変形を直接元に戻すことはできません。
膝痛の対処法では、脚の形だけでなく、痛みや筋力、歩行、日常生活での負担などを総合的に考えることが大切です。
⑤「鍼灸を受ければ膝の軟骨が再生する」
鍼灸は、膝の痛みに対する補助的なケアとして研究されています。
特に変形性膝関節症では、痛みや身体機能への効果を検討した臨床研究があります。
ただし、鍼灸によって軟骨が再生する、半月板の損傷が修復される、膝の変形が元に戻ると断定することはできません。
また、鍼灸の推奨については、国や学会のガイドラインによって評価が異なります。
そのため、鍼灸だけに頼るのではなく、運動療法や必要な医療と組み合わせて考えることが大切です。
このような膝の症状は医療機関へ相談してください
膝の痛みがある場合、次のような症状には注意が必要です。
・転倒や事故のあとから強い膝の痛みがある
・膝が大きく腫れている
・膝が赤く熱を持ち、発熱もある
・体重をかけて歩くことが難しい
・膝が完全に伸びない、強く引っかかる
・膝がガクッと抜ける感じがある
・急に強い痛みが出た
・安静にしていても強い痛みが続く
特に、外傷後に歩けない場合や、膝が赤く腫れて発熱を伴う場合には、骨折や感染などの可能性もあるため、速やかに医療機関へ相談してください。
また、ふくらはぎの急な腫れや痛み、息苦しさなどを伴う場合には、血栓などの病気が関係する可能性もあるため、緊急の対応が必要になることがあります。
膝の痛みの改善は原因を一つに決めつけないことが大切
ここまで解説したように、膝の痛みにはさまざまな原因があります。
変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、腱の問題、運動量の変化など、状態によって必要な対応は異なります。
そのため、膝痛の対処法では、
痛みの場所
+
発症のきっかけ
+
腫れや熱感の有無
+
膝の可動域
+
筋力や歩行
+
日常生活での負担
などを総合的に確認することが大切です。
次の章では、アズローネ鍼灸治療院でのアプローチと、日常生活でできる膝痛の対処法について解説します。
アズローネ鍼灸治療院での膝の痛みへのアプローチ
痛みの場所だけでなく、日常生活での困りごとを確認します
膝の痛みで来院される方でも、症状や生活環境は一人ひとり異なります。
「階段を下りると膝の内側が痛い」
「立ち上がるときに膝がつらい」
「歩き始めに膝がこわばる」
「運動をすると膝のお皿の周辺が痛む」
など、痛みが出る動作や場所には違いがあります。
アズローネ鍼灸治療院では、膝痛という言葉だけで施術内容を決めるのではなく、現在の症状や身体の動き、日常生活での負担を確認したうえでアプローチを考えていきます。
必要に応じて、膝の曲げ伸ばし、歩行、立ち上がり、しゃがむ動作、股関節や足首の動きなどを確認します。
ただし、これらの確認だけで病名を確定するものではありません。強い腫れや外傷後の痛み、感染が疑われる症状などがある場合には、医療機関での診察を優先します。
膝の痛みに鍼灸でできるケア
鍼灸は痛みへの補助的な選択肢の一つ
鍼灸では、膝の周囲や太もも、ふくらはぎなどの状態を確認し、必要に応じて鍼刺激を行います。
鍼刺激によって生じた感覚情報は、末梢神経から脊髄や脳へ伝わり、痛みの調節に関わる神経系へ影響する可能性が研究されています。
変形性膝関節症に対する鍼灸についても、痛みや身体機能を評価した臨床研究があります。
ただし、研究結果やガイドラインの評価には違いがあり、鍼灸がすべての膝痛に有効であると断定することはできません。
また、鍼灸によってすり減った軟骨が再生する、半月板の損傷が修復される、膝の変形が元に戻るといった説明は適切ではありません。
鍼灸は、必要な医療や運動療法を置き換えるものではなく、症状に応じて検討する補助的なケアの一つです。
膝だけでなく股関節や足首も確認する理由
歩行や階段、しゃがむ動作では、膝だけでなく股関節や足首も協力して動いています。
例えば、椅子から立ち上がる際には、股関節を伸ばす筋肉や膝を伸ばす大腿四頭筋などが働きます。
また、歩行では足首の動きや股関節周囲の筋肉も関係しています。
そのため、膝の痛みがある場合には、必要に応じて股関節や足首の動き、筋力なども確認します。
ただし、
「股関節が硬いから膝が痛い」
「足首を柔らかくすれば膝痛が治る」
と一つの原因に決めつけるわけではありません。
膝そのものの状態と身体全体の動きを確認しながら、必要なアプローチを考えていきます。
必要に応じて整体を組み合わせます
アズローネ鍼灸治療院では、身体の状態に応じて鍼灸と整体を組み合わせる場合があります。
整体では、膝周囲の筋肉や関節の動き、股関節や足首の状態などを確認しながら、無理のない範囲で身体へアプローチします。
ただし、整体によって膝の軟骨を再生させたり、骨の変形を直接元に戻したりすることはできません。
変形性膝関節症では、運動療法が基本的な治療の一つであり、徒手療法を行う場合も運動と組み合わせることが重要です。
そのため、施術だけに頼るのではなく、必要に応じて自宅でできる運動や生活習慣の見直しもご提案します。
膝の痛みの日常でできる対処法
① 痛みの状態に合わせて運動量を調整する
膝痛の対処法として、まず大切なのが運動量の調整です。
例えば、
「最近ウォーキングを始めてから膝が痛い」
「急に階段を使う機会が増えた」
「久しぶりにスポーツをしたら膝がつらくなった」
という場合には、運動量の急な変化が関係している可能性があります。
痛みが強いときには、無理に同じ運動量を続ける必要はありません。
一方で、慢性的な膝痛では、長期間まったく動かさないことで筋力や体力が低下する場合があります。
そのため、痛みの程度に合わせて運動量を調整し、無理のない範囲で身体を動かすことが大切です。
② 太ももの筋力を維持する
大腿四頭筋は膝を支える重要な筋肉
大腿四頭筋は、太ももの前にある大きな筋肉で、膝を伸ばす働きがあります。
歩行や階段、椅子からの立ち上がりなど、日常生活のさまざまな動作に関係しています。
変形性膝関節症では、症状に合わせた筋力トレーニングが痛みや身体機能の改善に役立つことが示されています。
椅子に座って行う膝伸ばし運動
- 椅子に座り、両足を床につけます。
- 片方の膝をゆっくり伸ばします。
- 無理のない範囲まで伸ばしたら、ゆっくり戻します。
- 左右それぞれ5〜10回程度を目安に行います。
最初から重りをつける必要はありません。
痛みが強くなる場合には、動かす範囲を小さくするか中止してください。
③ 椅子からの立ち上がり運動
膝の状態に応じて、椅子からの立ち上がり運動を取り入れることもあります。
立ち上がり運動のやり方
- 安定した椅子に座ります。
- 足を肩幅程度に開きます。
- 必要に応じて手すりや机を使います。
- ゆっくり立ち上がります。
- ゆっくり椅子へ戻ります。
- 5回程度から始めます。
膝を深く曲げる必要はありません。
痛みが強い場合には、椅子を高くする、手で支えるなどして負担を調整しましょう。
膝が大きく腫れている場合や、外傷後の痛みがある場合には、自己判断で行わず医療機関へ相談してください。
④ ウォーキングを無理なく続ける
ウォーキングは、特別な道具を必要とせず取り入れやすい運動の一つです。
ただし、膝が痛い方が最初から長時間歩く必要はありません。
例えば、短い時間から始めて、症状を確認しながら少しずつ歩く時間を増やしていく方法があります。
歩行中に痛みが強くなる場合や、翌日まで症状が大きく悪化する場合には、運動量を見直しましょう。
「毎日必ず1万歩歩かなければならない」といった一律の目標ではなく、自分の体力や膝の状態に合わせて継続することが大切です。
⑤ 階段の上り下りを工夫する
階段で膝が痛い方は、手すりを利用するなどして負担を減らすことができます。
特に階段を下りる動作では、膝を曲げながら体重を支えるため、大腿四頭筋などが働きます。
痛みが強い場合には、一段ずつゆっくり移動する方法もあります。
一般的には、上るときは痛みの少ない脚から、下りるときは痛い脚から出すと負担を調整しやすい場合があります。
ただし、膝の状態やバランスによって適した方法は異なります。
転倒の危険がある場合には、無理に階段を使用せず、安全を優先してください。
⑥ 股関節や足首も動かす
膝の痛みがある方は、膝だけでなく股関節や足首も無理のない範囲で動かしてみましょう。
例えば、
・椅子に座って足首を曲げ伸ばしする
・股関節をゆっくり曲げ伸ばしする
・立った状態で軽く足踏みをする
などです。
これらの運動は、膝の痛みを直接治すものではありませんが、身体を動かす機会を増やす方法として役立つ場合があります。
痛みのある膝を無理に曲げたり、強くひねったりする必要はありません。
⑦ 体重管理を考える
変形性膝関節症では、体重が膝への負荷に関係する場合があります。
特に過体重や肥満がある方では、適切な体重管理によって痛みや身体機能の改善が期待できることが示されています。
ただし、すべての膝痛が体重によって起こるわけではありません。
また、体重が標準範囲の方が無理に減量する必要もありません。
体重管理が必要な場合には、極端な食事制限ではなく、栄養バランスや運動習慣を考えながら進めることが大切です。
⑧ 靴や歩行環境を見直す
膝が痛い方は、普段使用している靴や歩く環境についても確認してみましょう。
例えば、
「靴がすり減っている」
「長時間、硬い床の上で立ち仕事をしている」
「歩きにくい靴を使用している」
といった場合です。
自分の足に合い、歩きやすい靴を選ぶことは、日常生活での負担を減らす一つの方法です。
ただし、特定の靴やインソールを使えば必ず膝痛が改善するわけではありません。
必要に応じて医療機関や専門家へ相談しながら、自分に合った方法を考えましょう。
⑨ 温める・冷やすを使い分ける
「膝が痛いときは温めた方がいいですか?」
という質問をいただくことがあります。
慢性的なこわばりがある場合には、温めることで動かしやすく感じる方もいます。
一方で、運動後に痛みや腫れが強くなった場合には、冷却によって一時的に症状が和らぐことがあります。
ただし、温める・冷やすだけで膝の軟骨や半月板が修復されるわけではありません。
また、膝が赤く熱を持ち、発熱を伴う場合には、感染などの可能性もあるため、自己判断で対応せず医療機関へ相談してください。
膝の痛みは何回くらい鍼灸を受ければいい?
「膝の痛みは何回くらいで改善しますか?」
という疑問を持つ方もいると思います。
結論として、すべての方に共通する回数はありません。
例えば、
Aさん:階段で膝が痛むが、日常生活はある程度できる
Bさん:変形性膝関節症と診断され、歩行時の痛みが続いている
Cさん:スポーツ中に膝をひねり、腫れや不安定感がある
では、必要な対応が異なります。
特にCさんのような場合には、靭帯や半月板などの損傷が関係している可能性があるため、整形外科での評価が必要です。
そのため、
「5回受ければ治る」
「週2回通えば必ず改善する」
などと一律に決めることはできません。
症状の経過や身体の動きを確認しながら、必要に応じて医療機関での治療や運動療法と組み合わせていくことが大切です。
医療機関での治療と鍼灸は併用できる?
膝の痛みでは、整形外科での診察や治療が重要になる場合があります。
医療機関では、症状や病態に応じて、薬物療法、運動療法、注射、手術などが検討されます。
特に変形性膝関節症では、運動療法や必要に応じた体重管理が基本的な治療として推奨されています。
鍼灸は、こうした医療機関での治療を置き換えるものではありません。
また、鍼灸の有効性についてはガイドラインによって評価が異なるため、期待できることと限界を説明したうえで検討することが大切です。
まとめ|膝の痛みは原因に合わせた対処法が大切
今回解説したように、膝の痛みにはさまざまな原因があります。
変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、腱の問題、運動量の変化など、状態によって必要な対応は異なります。
そのため、膝の痛みを改善したい場合には、まず原因を確認し、症状に合わせて運動や生活習慣の見直し、必要な医療を組み合わせることが大切です。
日常生活では、
・痛みの状態に合わせて運動量を調整する
・太ももの筋力を維持する
・無理のない範囲でウォーキングを続ける
・階段や立ち上がりの動作を工夫する
・股関節や足首も動かす
・必要に応じて体重管理を考える
・強い腫れや外傷後の痛みがある場合には医療機関へ相談する
などを意識しましょう。
鍼灸は、膝の痛みに対する補助的なケアの選択肢の一つですが、すべての膝痛に効果があるわけではありません。
必要な医療や運動療法、日常生活でのセルフケアを組み合わせながら、無理のない範囲で身体機能の改善を目指すことが大切です。
膝の痛みでお悩みの方はアズローネ鍼灸治療院へ
アズローネ鍼灸治療院では、膝の痛みを一つの原因に決めつけず、現在の症状や身体の動き、日常生活での困りごとなどを確認したうえで施術をご提案しています。
現在の症状やお悩みを確認
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膝関節・股関節・足首などの動きをチェック
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身体の状態に合わせた鍼灸施術
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必要に応じて整体を組み合わせる
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というように、一人ひとりの状態に合わせて考えていきます。
「階段を下りると膝が痛い」
「立ち上がると膝の内側がつらい」
「歩き始めに膝がこわばる」
「膝の痛みが続いて運動を控えている」
「膝痛に対して鍼灸を受けてみたい」
という方は、お気軽にご相談ください。
鍼灸や整体は、すべての膝の痛みを治すものではありません。
必要に応じて医療機関での診察や治療を優先しながら、鍼灸の適応が考えられる場合には、膝だけでなく身体全体の動きや生活習慣を確認し、一人ひとりに合わせた施術とセルフケアを行うことを大切にしています。
膝の痛みでお悩みの方は、アズローネ鍼灸治療院までご相談ください。
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