前ももと腸腰筋をゆるめて、呼吸を深く。〜反り腰・浅い呼吸・腰の重さを根本から整える〜

■ はじめに

「呼吸が浅い」「腰が重い」「立っているだけで疲れる」
そんな悩みを抱えている人はとても多いです。

実はその原因、“前もも(大腿四頭筋)”と“腸腰筋”の固さにあります。
この2つの筋肉が固くなると、骨盤が前に引っ張られ、背中が反り、
胸や肋骨の動きが止まってしまう。

結果として、呼吸が浅くなり、姿勢が崩れ、
慢性的な疲労感や腰の張りを感じやすくなってしまうのです。

今日はそんな悩みを、1日1分のストレッチとトレーニングで整える方法を紹介します。

■ 前もも・腸腰筋が呼吸に関係する理由

前もも(大腿四頭筋)は太ももの前側にある大きな筋肉で、
骨盤の位置を前に引っ張る働きがあります。

一方、腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)はお腹の奥にあるインナーマッスルで、
上半身と下半身をつなぐ“姿勢の要”。

この2つが固くなると──

  • 骨盤が前に傾く(前傾姿勢)
  • 腰が反り、背中や胸が硬くなる
  • 肋骨の動きが制限される
  • 結果、呼吸が浅くなる

つまり、下半身の筋肉の硬さが、上半身の呼吸の浅さをつくるということです。

■ Before:今の自分をチェックしてみよう

まずは深呼吸してみましょう。

  • 胸が広がりにくい
  • 息を吸うと腰が張る
  • 立っていると腰が反る

このうち1つでも当てはまる人は、
前ももや腸腰筋が固くなっている可能性が高いです。

■ ストレッチ①:立位での前ももストレッチ

立ったまま、片足を後ろに引き、ももの前側をゆっくり伸ばします。
腰を反らさないように注意しながら、30秒キープ。

呼吸は止めずに、ゆっくり吸って、ゆっくり吐く。
左右どちらも行い、できる方は2〜3セット。

📍ポイント

  • 背中をまっすぐに保つ
  • 膝を後ろに引きすぎない
  • 息を吐きながら「前側が伸びていく感覚」を意識

■ ストレッチ②:腸腰筋ストレッチ

片足を後ろに引いて、股関節の前を伸ばします。
ももの前〜お腹の奥が伸びる感覚があればOK。

30秒キープ × 2〜3セット。
背中を反らず、上に伸びる意識で行いましょう。

📍ポイント

  • 骨盤を前に押し出す
  • みぞおちを上に引き上げる
  • 呼吸を止めずに行う

■ トレーニング:反り腰改善のための腹筋

呼吸を使いながら、骨盤の角度を整える簡単なトレーニングです。

  • 体育座りをして上体を斜め45度に傾ける
  • お腹の前で手をグーにし、左右に捻る

📍ポイント

  • 腹筋に力を入れすぎず、呼吸でコントロールする
  • 腰を反らさない
  • 息を“吐く”ことに集中する

■ After:呼吸の変化を感じよう

もう一度、深呼吸してみてください。

胸の広がり、息の通り、腰の軽さ。
どこか“流れ”が変わった感覚があると思います。

筋肉を伸ばすだけでなく、
「呼吸の通り道を整える」ことが本当の目的です。

■ さいごに

呼吸が変わると、姿勢も変わります。
姿勢が変わると、心も変わります。

前ももと腸腰筋をゆるめることは、
単なるストレッチではなく、
**「体と心を整える第一歩」**です。

ぜひ、1日1分から続けてみてください。

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この記事を書いた人

水上謙